無印良品【イオンモール橿原】へ行ってきました。
店舗全体が「地域のコミュニティセンター」として機能するように考えられていて、
随所に人の滞在を促す工夫が感じられる。動線も自然で、空間の抜けや素材の表情に無印らしい誠実さがある。
仕上げには吉野杉など奈良の木材が使われており、ローカルの素材とグローバルなデザインがうまく溶け合っていた。
空間のトーンも落ち着いていて、木の質感と無機質な素材とのバランスが心地いい。
また、アンティーク調の家具が手頃な価格で販売されていたのも印象的だった。
新しいものと古いものが自然に並び、リユースや循環の考え方が空間全体に浸透しているように感じた。
全体として、「暮らしを提案する空間」としての完成度が高く、
デザインと社会性のバランスがとれた、無印らしい店舗だと思う。 




