内装から学ぶ!エステサロン開業を成功させるポイントを解説

  • 2025.2.12

  • 最終更新日:


エステサロン開業を成功させるには、内装デザインにこだわる必要があります。内装デザインのポイントはエステサロンの種類やテーマによって異なるので、開業するお店の趣旨に合わせて内装工事の計画を立てることが大切です。

今回は、エステサロンの内装デザインが重視される理由や、内装デザインの作り方の基本やポイント、主な種類について解説します。内装工事の費用相場やコストを節約するコツ、開業までの流れも紹介しているのでぜひ参考にしてください。


エステサロンの内装デザインが大切な理由

エステサロンを開業するに当たって、内装デザインが重要とされる理由は大きく分けて4つあります。


集客効果がある

利用するエステサロンを選ぶ際、ホームページやパンフレットなどに掲載された店内の画像・動画を参考にする方は少なくありません。サロンの内装を見て「素敵だな」「居心地が良さそう」と思ってもらえれば、高い呼び込み効果を期待できるでしょう。


リピーターが付きやすい

エステサロンを利用する人の多くは、非日常感やリラクゼーション効果を求めています。そのため、生活感のあるインテリアや、落ち着きのない内装に仕上がっていると、二度とリピートしてくれなくなる恐れがあります。

逆に、非日常感を味わえるラグジュアリーな空間や、ゆったりリラックスできる落ち着いた雰囲気を演出できれば、「また利用したい」と思ってもらえるようになり、リピーターが付きやすくなるでしょう。


他社との差別化を図れる

エステサロンは全国各地に多数存在しているため、新規参入したサロンが新たに顧客を獲得するのは簡単なことではありません。特に、類似するサービスを提供するサロンが既に近場に存在している場合、そのサロンとの差別化を図ることが重要なポイントになります。

他のサロンにはない個性的な内装デザインを取り入れれば、「これまでのサロンと違う」「どういうサロンなのかな」とお客さんの興味・関心を引きやすくなり、エステサロン激戦区でもライバルを一歩リードできるでしょう。


ミスマッチを防げる

エステサロンの満足度は、店のコンセプトやテーマと、お客さんのニーズがどれだけ合致しているかによって左右されます。

内装デザインによって店のコンセプトやテーマをきちんと表現していれば、お客さんとの間にミスマッチが起こりにくく、「イメージと違った」とがっかりされるリスクを軽減できるでしょう。



エステサロンの内装デザインの作り方の基本


エステサロンで魅力的な内装を実現するには、作り方の基本をしっかり押さえておく必要があります。ここではエステサロンの内装デザインの作り方の基礎ポイントを3つに分けて説明します。


ポイント1. ターゲット層を定める

内装デザインは顧客の好みやニーズに合わせて選ぶのが基本なので、まずはサロンのターゲット層を明確に定めましょう。

具体的な方法としては、顧客の属性やライフスタイルなどを設定するペルソナを作成します。 ペルソナの属性は複数あり、代表的なものは以下の通りです。

  • 性別
  • 年齢
  • 移住地
  • 仕事
  • 年収
  • 家族構成
  • 趣味

細かく設定するほど実在するターゲットに近くなり、内装デザインのイメージが湧きやすくなったり、後述するコンセプトの明確化に役立ちます。


ポイント2. コンセプトを明確にする

前項で設定したペルソナや、自身が思い描く理想のサロンのイメージなどを基に、店のコンセプトを明確にします。コンセプトとは、どのような顧客にどういったサービスを提供するのか。競合店とはどう違うのか、などを具体的に定義することです。コンセプトがはっきりすると、目指すべきデザインの方向性が明確になり、統一感のある内装を実現できます。

たとえば、高級かつ特別感のあるサービスを提供したいのならラグジュアリーな内装にする、シニア層をメインターゲットにしたサロンにしたいのなら落ち着いた和のテイストを採り入れるなどが挙げられます。

また、コンセプトを定めておくと、今後の運営方針を決める基準にもなったり、独自の強みを見出したりしやすくなるので一石二鳥です。


ポイント3. ターゲット層やコンセプトに合った物件を決める

サロンを運営する貸店舗は、物件によって立地や面積、外観などに大きな違いがあります。 あらかじめ明確化したターゲット層やコンセプトに基づき、理想のサロンを実現するにはどのような物件を選べば良いか、慎重に検討しましょう。

たとえば、非日常感や落ち着きを重視するサロンなら雑然とした場所を避け、隠れ家的な物件を探す。高級志向のエステにしたいなら個室の多い物件を選ぶなどが挙げられます。

ただ、物件選びには家賃も考慮しなければならないので、こだわりたいポイントと予算のバランスを考えながら物件を選ぶことが大切です。



エステサロンの内装デザインのポイント

エステサロンの内装デザインは自由度が高い分、ポイントを押さえないと統一感のない仕上がりになったり、不便を強いられるレイアウトになったりしてしまう恐れがあります。

内装工事は大がかりなものになるケースが多く、簡単にやり直すことはできないので、ポイントをしっかり押さえてデザインを決めていきましょう。

ここではエステサロンの内装デザインを決める際のポイントを6つご紹介します。


1. コンセプトやテーマに基づいた内装デザインで統一する

居心地の良い空間を演出するには、デザインに統一性を持たせる必要があります。たくさんの色を使ったり、テイストがばらばらのインテリアを設置したりするとちぐはぐ感が強くなり、落ち着きのない空間になってしまうので要注意です。統一感を出すためには、コンセプトやテーマを軸にし、大まかなイメージをまとめておくと良いでしょう。

たとえば、バリのホテルにあるようなエステを目指すなら、木材を中心としたアジアンテイストな内装を採り入れると同時に、ホテルライクなラグジュアリー感のある家具を設置するなどが考えられます。

主軸が決まっていれば、デザインのイメージがあちこちにぶれる心配もなく、まとまりのある空間を創り出せるでしょう。


2. 清潔感を出す

店のテーマやコンセプトにかかわらず、清潔感のある空間づくりはエステサロンに欠かせない要素の一つです。マシンや備品があちこちに置かれていたり、使用済みのタオルがチラ見えしたりする空間は、雰囲気が雑然としていて心からくつろぐことができません。

お客様が最初から最後まで心地良く過ごせるよう、内装デザインはすっきりまとめると共に、備品や設備の置き場所も工夫しましょう。

また、壁や床、天井などの色調は、モノトーンなどシンプルな配色にすると清潔感を醸し出せるでしょう。


3. 非日常を感じられる空間にする

エステサロンは、日常を忘れて癒やしやぜいたく感を満喫できる場所でもあります。お客様に「いつもと違う特別な場所にいる」「自分にご褒美を与えている」という感覚を味わってもらえるよう、細部にまでこだわった空間づくりを心掛けることが大切です。

たとえば、照明にシャンデリアを採用する。日常ではあまり見かけないめずらしい花や観葉植物を飾る。高級感のある上質なベッド、ソファを設置するなど。

また、生活感のある備品には目隠しをするなど、お客様に見せるところと見せないところのメリハリを付ける工夫を採り入れましょう。


4. 顧客とスタッフの動線を考慮する

内装デザインを決める際は、見た目だけでなく、利便性や安全性にも配慮することが大切です。いくら内装がおしゃれでも、個室までの動線が入り組んでいたり、備品や設備を運びにくかったりするレイアウトでは、スムーズにサービスを提供できなくなってしまいます。

テーマやコンセプトに基づいたデザインはそのままに、顧客やスタッフの動線に問題はないか。もし地震などが発生したときに物が倒れてくる心配はないかなど、使い勝手や安全面にもこだわったデザインを意識しましょう。


5. 照明の演出を工夫する

照明はエステサロンの雰囲気づくりに欠かせない重要なインテリアの一つです。照明の選び方一つでサロンの雰囲気はがらりと変化するので、コンセプトやテーマに合った照明を設置しましょう。

たとえば、落ち着いた癒やしの空間を演出したいのなら暖色系の照明にする。ゴージャス感を出したいのなら待合室にシャンデリアを吊すなどが良いでしょう。

また、部屋全体を照らす全体照明の他にも、部分照明として絵画や観葉植物にスポットライトを当てたり、通路の足元にフットライトを取り付けたりすれば、よりスタイリッシュな雰囲気を演出できます。


6. 音楽や香りを取り入れる

内装デザインの魅力をより引き立たせるために、店内に音楽を流したり、良い香りを漂わせたりするのも有効な手段の一つです。心地良いBGMや香りのある空間はリラクゼーション効果が高く、初めて利用するお客様の緊張や不安をほぐしたり、非日常感を高めたりする作用を期待できます。

定額制の音楽サービスの中には、サロン向け、美容向けなどさまざまなジャンルがラインナップされているので、好みの音楽を提供してくれるサービスを吟味し、契約を検討してみましょう。

一方、香りについてはアロマディフューザーなどを使用するのがおすすめ。アロマオイルにはいろいろな種類がありますが、エステサロンなら癒し効果のあるラベンダーや、リラックス効果のあるイランイランなどの精油を選んでみると良いでしょう。



エステサロン種類別 内装デザインのポイント


エステサロンには複数の種類があり、それぞれ提供するサービスや求められる要素に違いがあります。サロンの種類と内装デザインがミスマッチにならないよう、種類ごとに大まかなデザインの方向性を押さえておきましょう。

ここではエステサロンの主な種類別に内装デザインのポイントをまとめました。


リラクゼーションエステサロン

リラクゼーションエステサロンを利用する人は癒やしやリラックス効果を求めています。そのため、サロンの内装もゆったりと落ち着ける空間づくりを意識するのがポイントです。

たとえば、部屋の天井や壁、床を落ち着きのあるアースカラーで統一する。癒し効果のある観葉植物を配置するなどの他、ヒーリングミュージックを流したり、ローズマリーやラベンダーといったリラックス作用を発揮するアロマオイルを使うなどの工夫も効果的です。

また、施術室のレイアウトにも注意を払いましょう。隣の施術室から音が聞こえたり、周囲からの視線が気になったりするような間取りでは心の底からリラックスできません。

できれば完全個室が理想ですが、予算の関係で難しい場合は仕切りや衝立などを活用して十分なプライベートスペースを確保できるようにしましょう。


フェイシャルエステサロン

フェイシャルエステサロンでは、エステティシャンがお客様の顔に直接触れたり、マシンを肌に当てたりする施術を行う場所です。そのため、衛生面の徹底は必須で、内装も一目で清潔感を感じられるデザインにする必要があります。特に施術室はすっきりとしたレイアウトにまとめ、生活感のある白色を基調とした配色を採り入れると良いでしょう。

また、フェイシャルエステでは施術のビフォーアフターがその場で分かるよう、大きめの鏡を設置するのがおすすめ。さらに、肌の色を美しく見せる照明を設置すれば、施術後の満足度が増し、リピーターの獲得につながりやすくなるでしょう。

最近は肌色をより美しく見せる高演色LEDなども開発されているので、施術室に採り入れてみると良いかもしれません。


痩身・ボディエステサロン

痩身・ボディエステサロンを訪れる人は、「痩せたい」「スリムな体型になりたい」という希望や熱意を持っています。こうした方たちは施術の効果や技術力を重視する傾向にあるため、プロフェッショナルな空間づくりにこだわった方が良いでしょう。

たとえば、配色をモノトーンにまとめてシャープな印象を出す、新型の痩身マシンや、自宅でのダイエットを促すためのプロテイン、サプリメントなどの商材をあえて見える位置にディスプレイするなどが挙げられます。

なお、痩身・ボディエステサロンはマシンを使った施術がメインとなる関係上、設備費がかさみやすい傾向にあるので、内装にかかる費用とのバランスも考えることが大切です。


脱毛サロン

脱毛サロンは、他のサロンに比べて施術中の肌の露出度が大きい傾向にあります。そのため、内装は施術中のプライバシーをしっかり確保できるレイアウトにすることが重要なポイントです。

また、肌に直接触れる施術が多い関係上、フェイシャルエステ同様、清潔感には十分注意を払う必要があります。待合室やカウンセリング室は落ち着いた暖色系にまとめても良いですが、施術室はクリーンな白色をベースにしたデザインにすると清潔感のある空間を演出できます。



エステサロン 内装デザインの種類


エステサロンの内装デザインは、テイストによって複数の種類に分けられます。店のコンセプトやターゲット層などを参考に大まかなテイストを決めたら、以下のポイントを参考に内装デザインのアイデアを出してみましょう。


ラグジュアリー

高級感やぜいたく感をコンセプトにしたサロンに適しているデザインです。

具体的な事例としては、上質かつ重厚感のあるブラックやゴールドを採り入れる。エントランスにシャンデリアを設置する。要所に間接照明を採り入れるなどが挙げられます。

高級ホテルの装飾などを参考にするとデザインの参考になるでしょう。


ナチュラル

癒やしやリラックスをテーマにしたサロンに適したデザインです。白やアイボリー、ブラウンなど優しい色合いをベースにするのが一般的ですが、中にはあえて塗装せず、木材の梁を剥き出しにして自然感を演出しているお店もあります。

また、家具やインテリアに自然のものを採り入れるのも有効で、観葉植物や花を飾ったり、木製のドア、窓枠、テーブル、イスなどを利用したりするのもおすすめです。

プライバシーに配慮しつつ、自然光を採り入れられるような造りにしても良いでしょう。


プライベートサロン

プライベートサロンとは、マンションや自宅の一室などの限られたスペースで施術を行うサロンのことです。一般的なサロンに比べて隠れ家的なイメージが強いため、内装も非日常感を味わえるようなデザインを採り入れるのがポイントです。

たとえば、バリやインド調のインテリアでまとめたアジアンテイストや、ハワイのリゾートホテルをイメージしたハワイアンテイストのデザインを採り入れれば、都会の住宅街で非日常感や異国感を味わえるサロンとして集客できるでしょう。

ただ、一般的なサロンに比べるとスペースに制限があるため、生活感を隠す工夫や動線にも配慮する必要があります。



エステサロンの内装工事の費用相場と工事の内訳


エステサロンの内装を検討するときは、デザインだけでなく費用のことも考慮しなければなりません。内装工事の費用に予算を使い過ぎるとサロンの運営費が足りなくなる恐れがあるので、あらかじめ内装工事の費用相場をチェックし、計画的な施工を行いましょう。

ここではエステサロンの内装工事の費用相場と工事の内訳について説明します。


エステサロンの内装坪単価と費用相場

エステサロンの内装工事の坪単価は、物件の状態や施工内容によって異なりますが、大まかな相場として1坪当たり10万円~50万円程度が目安とされています。仮に40㎡の物件を選んだ場合、内装工事費の相場は40㎡×10万円~50万円=400万円~2,000万円です。

また、選んだ物件が骨組みだけのスケルトン物件なのか、設備や内装をそのまま使える居抜き物件なのかによっても坪単価に大きな差が出ます。

居抜き物件の方が内装工事を安く抑えられますが、その分デザインに制限が出るので注意しましょう。


エステサロンの内装工事の内訳

エステサロンの内装工事の内訳は物件の種類や状態などによって異なりますが、主に以下の項目が挙げられます。

  • 仮設・解体工事
  • ボード工事
  • 建具工事
  • 水道工事
  • 電気工事
  • 塗装工事

中でも高額になりやすいのが、ボード工事や建具工事です。これらは大がかりな工事になるため、トータル費用もかさむ傾向にあります。

一方、電気工事や水道工事、塗装工事などは比較的低価格で行えるケースが多いですが、居抜き物件でも水回りの位置を変更したり、コンセントを増やしたりすると工事がかさむ可能性があるので注意しましょう。



エステサロンの内装費用を節約する方法

エステサロンの経営が軌道に乗るまでは、ある程度まとまった資金を手元に残しておく必要があります。開業資金をできるだけ節約するために、内装工事の費用を賢くカットする方法を3つご紹介します。


相見積もりを取る

エステサロンの内装工事を請け負っている業者は複数あるので、同じ条件で相見積もりを取り、各社の提示した費用を見比べてみましょう。ただ、費用だけで業者を決めてしまうと、工事の質やアフターケアなどに不満を抱く原因となります。

あくまで価格は判断基準の一つに留め、業者の実績や担当者の対応、サービス内容などもしっかり考慮して選びましょう。


使用する素材や材質にこだわり過ぎない

高級な素材のインテリアや上質な建具を使えば、エステサロンの内装をよりおしゃれに、豪華に見せることができます。

ただ、高級な素材・材質のものはそれだけ値段も張るので、こだわり過ぎるとあっと言う間に予算オーバーしてしまいます。予算が足りない場合は、素材のグレードをワンランク落とす、中古品の利用を検討するなど、コストを節約する工夫を採り入れてみましょう。


内装業者としっかりコミュニケーションを取る

内装業者と密にコミュニケーションを取り、意思疎通を図っておくことも費用節約につながるポイントの一つです。内装業者はプロなので、工事の要望やイメージ、予算などをあらかじめ伝えておけば、予算内で理想の内装に仕上げるための提案やアドバイスを提供してくれます。

また、希望する工事の内容が正確に伝わっていれば、伝達ミスによる施工不備のリスクも減り、修正に伴う費用や手間もカットできて一石二鳥です。



エステサロン開業までのステップと流れ


エステサロンを開業するまでのステップには個人差がありますが、ここでは基本的な流れを説明します。


STEP1. 開業前の市場調査とターゲット分析を行う

店への集客効果を高めるには、市場調査とターゲット分析が必須です。具体的には、競合店のメニューや価格、エリア内のターゲット層の分布などをリサーチし、他店との差別化や、前面に出すべき自店の強みなどを洗い出しておきましょう。


STEP2. 物件探しをする

調査内容を基にある程度エリアを絞ったら、物件探しを始めます。立地条件や物件の面積、賃料、外観、スケルトンか居抜きかなどさまざまな観点から物件を比較し、店のコンセプトやテーマ、理想のデザイン、予算などを踏まえて適切な物件を選びましょう。


STEP3. 開業資金を調達する

サロンを開業するための資金を調達します。自己資金が多いに越したことはありませんが、万一のための資金はある程度手元に残しておかなければならないので、必要に応じて金融機関からの融資や自治体の補助金などの利用を検討しましょう。

また、資金不足による経営難が起こらないよう、具体的な資金計画を立てておくことも大切です。


STEP4. 施工業者を選定し、内装デザインの計画を立てる

内装工事の業者を選定し、内装デザインの計画を立てていきます。なるべく複数の業者を比較し、より信頼性が高く、条件に合ったところを選ぶようにしましょう。

また、内装工事は業者と相談し、密にコミュニケーションを取りながら計画を進めていきます。


STEP5. プロモーションを行う

サロンに集客するためのプロモーションを実施します。たとえば、サロンのホームページの開設や、SNSでの情報発信、近隣に配るチラシの作成などを軸とした営業活動を行います。

プロモーションの内容や方法は、ターゲット層に適した方法(若年層はSNSやメッセージアプリ、シニア層はハガキによるDMなど)を選ぶのがコツです。


STEP6. 開業届および青色申告承認申請書を提出する

エステサロンを開業するには、事業の開始の事実があった日から1カ月以内に、管轄の税務署へ開業届を提出する必要があります(※)。

なお、確定申告の際に青色申告制度を利用する場合は、一緒に青色申告承認申請書も提出しましょう。

※国税庁「A1-5 個人事業の開業届出・廃業届出等手続」



まとめ:内装のポイントを押さえてエステサロン開業を成功させよう

エステサロンの内装は、集客率やリピーター率に関わる重要な要素です。内装の基本やコツをしっかり押さえ、店のコンセプトに沿ったデザイン・レイアウトを採用すれば、お客様に満足度の高いサービスを提供できるようになるでしょう。


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