リラクゼーションサロンの内装を決めるコツ7選!工事費用の目安は?

リラクゼーションサロンを開くとき、悩むのが内装です。コンセプトや部屋の間取り、予算によってどのようにデザインするか変わってきますよね。 この記事では、リラクゼーションサロンの内装をするコツ、業態別にかかる費用やメリット、内装費用を抑える方法などを解説します。

どのようにサロンを開業すればいいか迷っている方も、ご自身に合った形で、効率的に内装を進められるようになるでしょう。

●もくじ
・リラクゼーションサロンの内装を決めるコツ
・業態別|リラクゼーションサロンの費用と特徴
・リラクゼーションサロンの内装費用を抑える方法
・リラクゼーションサロンの開業手順
・まとめ

リラクゼーションサロンの内装を決めるコツ

リラクゼーションサロンの内装を決めるにはいくつかコツがあります。ここではそのコツを7つご紹介しましょう。

●全体的に統一感を出す
●顧客とスタッフの動線を考慮する
●リラックス効果のある配色にする
●柔らかい色味の照明を選ぶ
●自然素材を取り入れる
●観葉植物を飾る
●香りや音楽を取り入れる

順番に解説します。

1.全体的に統一感を出す

前提として、全体のテーマやコンセプトを統一しておくことがポイントです。 たとえば、アジアンテイストとナチュラルテイストのものが混同していると、ちぐはぐな印象を受けませんか?高価で綺麗な備品や材料を使ったとしても、あちこちで違う種類のものを使うと統一感は失われます。
どのようなテーマや思いでサロンを営業したいのか、利用する顧客にどのような気持ちになってほしいのかを考え、目的に合ったデザインで統一することで、内装もすっきりした印象になるでしょう。

2.顧客とスタッフの動を考慮する

スタッフとお客さんの動線を考えることもポイントです。お客さんの周りをスタッフが慌ただしく動くような設計にすると、リラックスしたくてもなかなか落ち着きません。 動線とは人の動きを線で表したもので、お客さんの「客動線」とスタッフの「作業動線」があります。

2つの動線がなるべく交わらないような造りにすると、お客さんもリラックスでき、お店のスタッフは作業しやすくなります。 施術スペースは施術者以外の人の動きがなくなるような個室にするまたはカーテンをつける、カウンセリングスペースは周りから見られないような配置にするなど、お客さんにとってもスタッフにとっても動きやすい設計を目指してみましょう。

3.リラックス効果のある配色にする

内装の配色も、店舗のイメージや空間の居心地に影響してきます。色は人間の心理にも作用するので、テーマに合わせて配色を工夫するといいでしょう。 一般的に暖色と呼ばれる色(赤やオレンジ)は活気をもたらし、エネルギーが湧いてくる色です。寒色と呼ばれる色(ブルー系)は落ち着きやクールな印象をもたらします。 例として、リラクゼーションサロンの内装によく使われる色と効果には、次のようなものがあります。

●白・・・純粋、潔白、神聖、清潔
●ベージュ・・・自然、落ち着き、温もり
●グレー・・・スマート、控え目
●黒・・・上品、高級、重厚
●緑・・・自然、癒し、調和
●ピンク・・・女性らしさ、可愛さ、恋愛
●パステルイエロー・・・希望、喜び、光

癒しを求められるサロンでは、比較的落ち着いた色が使われることが多いです。もちろん決められた色があるわけではないので、お店のコンセプトに合わせて効果のある色を取り入れるといいでしょう。

4.柔らかい色味の照明を選ぶ

照明もオフィスに使われるようなものではなく、色味や形状も落ち着いたものだとオシャレさや雰囲気を演出できます。ベッドに横になってこれから気持ちよく施術を受けようというときに、強い照明を見上げたままだと落ち着かないこともあります。
通路や施術場所など各部屋の用途によって照明を使い分けることもポイントです。 照明には大きく分けて2つの種類があります。

●全体照明・・・部屋全体を照らす照明。主に天井に設置されるシーリングライトなど。
●部分照明・・・一部分だけを照らす照明。スイッチ式のスタンドライトや、スポットライトなど。

昨今は家具屋さんや通販で、オシャレな形の照明が簡単に手に入ります。お店のイメージや雰囲気に合わせて、やわらかい色味や形の照明を付けるとお客さんもリラックスして施術を受けられるでしょう。

5.自然素材を取り入れる

素材も自然のものを使ったものだと、リラックス効果が期待できます。公園や川など自然に触れるとリフレッシュした経験がある人も多いのではないでしょうか。 お店で使う素材も木や石材などの自然素材であれば、お客さんの疲れを癒すのに一役買ってくれます。

イスやベッド、小物など、自然の雰囲気を演出できるものがないか探してみるといいでしょう。コストパフォーマンスのいい素材がないか、内装業者の人に聞いてみるのもおすすめです。

6.観葉植物を飾る

観葉植物を部屋に取り入れるのもデザインのコツです。ある定点において人が周囲を眺めたとき、目に映る緑の量が一定範囲内に占めることを「緑視率」と言い、緑視率が10%~25%確保されていると人は安心感を覚えるとされています。 また、植物は光合成をするので置いておくだけで空気がキレイになり、マイナスイオンの効果も得られます。

ストレスを和らげ、疲れ目への効果もあるので、リラクゼーションサロンにはよく合う置物といえるでしょう。

世話をする手間はかかりますが、お店の雰囲気をよくすることを考えると、検討の余地はあります。部屋の大きさや日当たりを考慮して、相性のよい植物を取り入れてみましょう。慣れないうちは、水やりの回数が少ないなどお手入れをしやすい観葉植物を選ぶことがおすすめです。

7.香りや音楽を取り入れる

アロマやヒーリング音楽を取り入れると、お客さんがリラックスして施術を受けられるように潤滑剤になってくれますし、香りや音楽自体が癒しの効果を持っています。 リラクゼーションサロンと相性のいい香りには、以下のようなものがあります。

●ローズマリー・・・リラックス、鎮静効果
●ペパーミント・・・鼻やのどをスッキリさせる、リフレッシュ効果
●スイートオレンジ・・・疲れやだるさをとる、前向きな気持ちにさせる効果

音楽は人の声が入っていない、自然の音やオルゴールBGMがサロンと相性がいいでしょう。ただし市販されているCDや、一部のストリーミングサービスの音楽を店舗で流す場合には、JASRAC(一般社団法人日本音楽著作権協会)に著作権の使用許諾を取る必要があるので注意しましょう。 USENなどのBGM配信サービスや、著作権フリーの音楽であればJASRACに許可を取らなくてもサロンで使用できます。

業態別|リラクゼーションサロンの費用と特徴

リラクゼーションサロンには、いくつかの業態があります。

●自宅型
●店舗型
●レンタルスペース型
●出張型

まだどの形態で開業するか決まっていない方は、ぜひ自分に合った業態を見つける参考にしてみてください。それぞれのメリットやデメリット、内装にかかる費用を業態別にご紹介しましょう。

自宅型

自宅型は、自宅の一部を改装して使う形となります。住むところと仕事場所が一緒になっているところが特徴です。

必要な費用

自宅型のサロンで必要な費用には、以下のようなものが挙げられます。

●内装工事費・・・壁紙、床の張り替え、電気や水道の設備工事
●施術道具・備品代・・・ベッド、ソファー、仕事用パソコン
●広告宣伝費・・・広告出稿、チラシ制作、ホームページ制作

自宅のどの部分をサロンとして使うのか、スペースの広さにもよりますが内装工事費用は1坪につき、約10万〜50万円が相場のようです。リラクゼーションサロンのコンセプトが気軽に来店しやすい大衆的なものなのか、高級感あふれる仕様にするのかでも内装費は変わってくるので、まずはリフォーム会社などで相談してみるといいでしょう。

メリット

メリットは賃貸費用がかからないことと、通勤時間の短縮です。新しい物件探しをする手間も省け、住んでいるところをそのまま使うので家賃もいりません。 家事や育児など、自宅から離れられない人も合間に家のことができるので、働きやすい業務形態です。

家賃、光熱費などは仕事で使うスペースの分は経費にできるので、初期費用、運転費用ともに大きく削減できるでしょう。

デメリット

デメリットとしては、プライベートと仕事の区別がつきにくくなることと、住所を公開しなければならないということです。お店用の電話が普段かかってきたり、休みの日に営業の人が訪ねてきたり、仕事と休みの日の区別がつきにくくなります。
また、自宅を公開することになるので女性オーナーの場合には抵抗がある方もいるかもしれません。家族と同居している場合には、あらかじめ同意と協力を得る必要もあるでしょう。 自宅をサロンとして利用する場合は、デメリットも考慮して慎重に決めることが大切です。

店舗型

店舗型は、空き物件やマンションの一室を店舗として営業する形態です。お店や看板自体が目立ちやすいため、人通りの多い場所だと集客はしやすいといえるでしょう。

必要な費用

店舗型のサロンを営業するには次のような費用が必要です。

●物件取得費・・・テナントを借りる際の敷金、礼金、保証金など
●賃料・・・月々の家賃
●内装工事費・・・壁紙、床の張り替え、設備工事
●施術道具・備品代・・・ベッド、ソファー、カウンセリングスペースの設置
●広告宣伝費・・・広告出稿、チラシ制作、ホームページ制作

サロンの形態のなかでは一番費用がかかりやすいので、余裕を持った資金計画が大切になります。スタッフを雇う場合は、人件費も必要になるでしょう。

メリット

店舗型のメリットとしては、立地条件をある程度選べることで集客がしやすいところです。店内が広ければ、同時に何人ものお客さんを接客することが可能なので、来客の回転率も上げられます。 また、マンションやアパートの場合は大規模な内装工事ができないことも多いですが、テナントであれば気兼ねなく改装できるので、独自のブランディングができるでしょう。

デメリット

店舗型は初期費用やランニングコストが高いのがデメリットです。お客さんが来なくても賃料などの費用がかかるので、ある程度収入の見通しがないとすぐ経営が成り立たなくなります。 多額の余裕資金を用意するか、店舗が充分に認知されていて来客が予測できる状態でないと営業が難しいといえるでしょう。

レンタルスペース型

レンタルスペース型とは、すでに設備が整っている場所を借りて営業する形態です。内装や備品調達などをする必要がないのが特徴となっています。

必要な費用

レンタルスペース型に必要な費用はいたってシンプルです。

●レンタル代金・・・使用時間分の料金
●施術道具・・・ユニフォーム、名刺など

自分が着るユニフォームと、スペースを使った時間分のレンタル料金のみです。ベッド、アロマディフューザー、毛布、フェイスペーパーなど施術に使う備品はほぼすべて揃っているので用意する必要はありません。なかには一部有料のサービスがあるので、利用する予定の店舗でよく確認しておきましょう。

メリット

一番のメリットは初期費用がかからないことです。また、レンタルスペースは駅の近くなど立地条件のいい場所にあることが多く、利用もしやすいでしょう。必要なときだけ利用できるので、空いた時間で副業することも可能です。 レンタルスペースはさまざまなエリアにあるので、複数の箇所を利用しながら自分に合った開業場所を探すといった使い方もできるでしょう。

デメリット

デメリットとしては、集客が難しい点です。場所は提供してもらえますが、お客さんまで提供してもらえるわけではないので、自分で人を集めなければなりません。 レンタルスペースは一見しただけではどこの店舗が入っているかわかりにくいので、お客さんがつきにくいといえるでしょう。 ホームページや、口コミ、SNSなどで自分がこの場所で営業しているということをアピールする必要があります。

出張型

お客さんのところまで自分が向かう、出張型という形態もあります。店舗を持たず、予約が入ったときにお客さんの場所まで出張します。施術代と、遠方の場合は、交通費を請求する形が一般的です。

必要な費用

施術道具・・・ユニフォーム、名刺、タオル、領収書など

出張型は費用がほとんどかかりません。最低限の持ち物だけあれば営業ができます。業態のなかでは、初期費用が最もかからない形態といえるでしょう。

メリット

メリットは初期費用やランニングコストがほとんどかからないことです。ユニフォームや、最低限の施術用道具さえあれば営業できます。店舗などの固定費がないので、売上のほとんどが利益になるところもよい点といえるでしょう。 賃料が必要なテナント型などと比べ、気軽に参入しやすく撤退も容易です。店舗や自宅でサロンを開いている方でも、併用して取り組むことで利益を上げることもできます。

デメリット

店舗がない分、信用度という点ではやや不利になるでしょう。実態が外からわからないので、怪しまれる可能性を考えると集客に苦労するかもしれません。自分から進んで、SNSなどで情報発信することが重要になります。 また、遠方に出張に行く場合は、移動時間がかかるので、1日の接客人数が少なくなります。思うように利益を伸ばせない可能性があることは、考慮しておいたほうがいいでしょう。

リラクゼーションサロンの内装費用を抑える方法

リラクゼーションサロンを開業するにあたり、なるべく初期費用を減らしたい方も多いのではないでしょうか。初期費用を減らすためには内装費用を抑えることが最も効果的です。内装費用を抑えるには、以下のような方法があります。

●居抜き物件を活用する
●中古品やレンタルを利用する
●可能な箇所はDIYにする
●デザインにこだわりすぎないようにする
●相見積もりを取る

順番に解説しましょう。

居抜き物件を活用する

居抜き物件とは「住居者がいなくなり、設備や建物だけが残った物件」のことを指します。 以前のお店がなんらかの理由で閉店した場合、設備や内装が営業したときの状態のままで残っていることがあるのです。

こうした物件を見つけられて、運良く自分の同業種だった場合には、新しく開業する際の内装費が大幅に削減できる可能性があります。 ただし自分の目当てどおりの物件が見つかることはまれで、見つかったとしてもすでに他の人が契約していたり、関係のない業種の居抜きだったりということもよくあります。

他にも設備や機器が古くて使えない、といったことも考えられるので、居抜き物件を利用する際にはよく状態をチェックしておきましょう。

中古品やレンタルを利用する

サロンに使う設備や備品をレンタルするというのもひとつの方法です。リラクゼーションサロンに使うベッドやイス、エステ機器などをすべて購入すると費用がかさんでしまいます。 レンタルしたり、中古品を利用したりすることで、購入費用、メンテナンス費用を節約できるでしょう。

可能な箇所はDIYにする

自力でできる部分はDIYでこなすと、内装費は材料代だけで済みます。壁紙や床などは難易度が高いですが、可能なところは自分で施工することで工事費用を抑えられるでしょう。

デザインにこだわりすぎないようにする

内装は大事ではありますが、見た目のデザインにこだわりすぎて初期費用が高くなってしまうと、開店後の営業の継続が難しくなる場合があります。 自分しか気づかないような違和感なら、ある程度デザインを妥協するのも内装費を抑えるコツのひとつです。 営業が軌道にのってから改装するという方法もありますので、開業時に完璧を求めすぎないようにしましょう。

相見積もりを取る

内装についてよほど詳しい人でもない限り、1社の見積もりだけでは工事費用の相場金額はわかりません。業者によって内装費用が違うことはよくあります。 見積もりだけであれば無料でしてくれるところも多いので、損をしないようにいくつか複数の業者で見積もりをとっておくとよいでしょう。

いくつかの会社の見積もりをとることで、金額相場や対応の良し悪しがわかってきます。場合によっては値引きに応じてくれるかもしれませんので、気になる業者があれば遠慮せず相談だけでもしてみましょう。

リラクゼーションサロンの開業手順

リラクゼーションサロンを開業するには、おおむね以下のような手順になります。

1. 開業スタイルの決定
2. 物件探し
3. 施工業者探し
4. 契約の締結
5. 工事開始
6. 完成・引き渡し
7. 人材確保と育成

順番に解説しましょう。

1.開業スタイルの決定

まず、どのような形態で開業するかを決めます。通勤時間を短縮したい、子育てと両立したいから「自宅型」にする、 とりあえず低予算でスタートしたいから「レンタルスペース型」にするなど、どの業務形態が自分に一番合っているかを考えてみましょう。

2.物件探し

続いて、サロンを開業する物件を探しましょう。新しくお店を開く場合は、人通り、立地条件はどうか、近くに競合店はどのくらいいるか、ターゲットとなる付近の客層などをチェックします。 マンションやアパートを利用する場合は、仕事場として利用できるかどうか管理会社や大家さんによく確認しておきましょう。

事業用に許可されていない物件で、サロンを勝手に開いてしまうと違約金を請求されたり、退去を命じられる可能性があります。自分で探すのが大変なときは、物件の管理会社や内装業者に事業利用できる物件がないか相談してみるといいでしょう。

3.施工業者探し

次に内装や設備工事を請け負ってくれる業者を探します。会社によって得意な工事、不得意な工事があり費用や出来にバラつきがあるので、複数の見積もりをとって比較してみましょう。 担当の人がこちらの店舗イメージを汲み取ってくれるか、親身にサポートしてくれそうかなど性格的な相性も業者選びの材料に入れておきます。

ホームページなどで施工実績が豊富か、実績が多いのはどの分野の工事かなどもチェックしたほうがいいポイントです。また、設計や工事などを別々の業者に頼むと工事費用が高額になったり、店舗のイメージが業者間で上手く伝わらないといったことが起こりえます。 すべてワンストップで依頼できるような業者だと、そのようなミスも可能性が減り、打ち合わせなどの手間も少なくなります。

4.契約の締結

選んだ物件をどのようなリラクゼーションサロンにするか、業者と打ち合わせをします。デザイナーや内装業者が、 ヒアリングした内容をもとに図面を設計するので、自分のイメージと違うところはないか、内装に使う素材などもよく確認して、違うところがあれば相談して修正してもらいましょう。

設計が出来たら金額や工事日程の見積もりが提示されるので、問題なければ契約します。工事内容やアフターフォローの有無など、気になるところがないか契約書をよくチェックしておきましょう。支払い方法は業者によりますが、分割で行うところが多いです。

5.工事開始

契約が済むと、工事開始となります。できることなら週に1回程度、施工現場に顔を出して、自分のイメージどおりに工事が進んでいるか確認すると安心です。 契約時と大幅な内容の変更はむずかしいと思いますが、想像していたものと違った仕上がりになりそうなとき、早めに相談することで細かい調整は対処してもらえるかもしれません。

6.完成・引き渡し

工事が終わったら完成検査を行い、問題なく施工が完了しているか確認します。もし、契約と違うようなところがあれば業者に確認してみましょう。問題なければ、物件の引き渡しを受けて完了となります。

7.人材確保と育成

サロンを複数の人数で営業する場合は、人材を募集しなければなりません。募集方法はいくつかありますが、代表的なものは以下のとおりです。

●求人広告
●ホームページ、チラシ
●ハローワーク
●SNS
●知人、友人

開業するサロンによっては資格が必要な職種もあるので、募集要項に「有資格者のみ」など載せておきましょう。いい人を採用するというのはむずかしいですが、経営の一部なのでオーナーの腕の見せどころです。求人広告を出すと費用がかかりますが、ハローワークや自分のSNSであれば、コストをかけず人材を募集できます。

スタッフの育成にも時間と手間がかかるので、業務のマニュアルなどを作っておくといいでしょう。スタッフが育ってくれれば、あとから新人が入ってきたときは育成を任せることもできます。人数が増えればお店の回転率も上げられて、一部のスタッフは出張でのサービスをお願いするなど業務にも幅が出せるので、大きな利益を生み出すことが可能です。

 

まとめ

リラクゼーションサロンにはいろいろな業態がありますが、内装は店舗ブランドを作る上で非常に重要です。業者に使える予算などをよく相談して、自分の理想に合った内装を実現しましょう。 テナント工房ではコンセプトの決め方や物件の選び方から、内装工事、アフターフォローまでワンストップで承っております。内装の進め方がよくわからないという方や、複数の業者とやりとりするのが面倒という方も無料で相談を受け付けておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。