こんにちは！

今日は、現在進めている改修工事のための「現況図復元」という、少し地道ながらも非常に重要な作業に取り組んでいます。

古い建物の改修では、まず現在の建物の状態を正確に図面化することから始まります。頼りになるのは、竣工当時の古い図面。しかし、長年の間に増改築や修繕が繰り返されているのが常で、今回もまさにそのケースでした。

先日、実際に現地で採寸や確認作業を行ってきたのですが、古い図面と照らし合わせると…「あれ？ここに壁はないぞ？」「この柱はどこへ…？」といった具合に、あちらこちらで食い違いが見つかります。

一筋縄ではいかない作業ですが、この現況図が今後の設計の全ての土台となります。地味に時間はかかりますが、頑張って仕上げます。

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