Episode.64 キエスコーヒー様(後編)


大阪市中央区の「キエスコーヒー」様。大学卒業後、23歳という若さでカフェを開業。学生時代から好きだったコーヒーと料理への想いをきっかけに、理系の研究職ではなく「自分のお店を持つ」という夢に挑戦されました。初めての開業ながら、周囲の後押しも受けながら理想のカフェを実現されています。後編では、工事中のエピソードやお店をオープンされてからのお話、今後の展望などについて詳しく伺いました。 前編はこちらからご覧ください▶▶Episode.63 キエスコーヒー様(前編)


――良かった提案

お客様:本当は木材とかいいたいけど、床です!いろいろ提案してもらったんですが、床がめっちゃいい!問合せした段階では古い小さい店みたいなレイアウトやったんで、現代風にするにしても改装のやり方とか分からなかったんですけど、パース出してもらって、あー これやん!ってなりましたね。


K:初めて物件見たときはザ・喫茶店っていう感じでしたし、実はここにでっかい照明があったんですよね!


お客様:そうそう!地球儀みたいなやつね!30センチぐらいの照明が3つぶら下がっていた!


K:で、実は壁の中にレンガがあって、結構レトロな感じが出まくっていて。レトロなカフェもニーズはあるとは思うんですけど、立地的にも現代的なカフェの方が今後営業しやすいかなって思いました。現代風なおしゃれなカフェにするために、クロスで完全に塞ぐ提案をさせてもらって 、色味もある程度流行りの色を提案させてもらいました。それを気に入っていただけたのは嬉しいです!


お客様:床もテラゾーという石目がないやつを提案してもらいましたね。


K:いろんな人がお店には来るので、汚れは絶対ついてしまうので多少汚れても気にならない床材を提案させてもらいました。


お客様:めっちゃお洒落!すごいですね、前のレトロな喫茶店からここまで変わるなんて!


K:個人的に前から色んな案件を担当させてもらう中で「ここに間接照明入れたい」とか 考えていたんです。でも断念したっていうのも過去の案件ではあって。その経験からお客様に提案して刺さればいいなって思い、提案をさせてもらっていました!全く先人の知恵はないんですが、僕がこれまで見て、触れてきたデザインを提案させてもらって気に入っていただいたものを取り入れる形で内装デザインをさせてもらいました。


お客様:それが僕にはぶっ刺さりました。 間接照明も本当によかった!結構暗いんですよね。


K:暗い ですね。元々暗めのペンダントライトはあったんですが、影になってしまうのは当初からネックに感じてたところでした。せっかく雰囲気が出て良いのに、バー感が出てしまうのでもったいないなと思っていました。やろうとされているカフェとバーは雰囲気が少し違うので、明るくしたほうがいいかなって思ったので間接照明を付けてみることにしました。これはもともと僕がクリニックの案件に入らせてもらっているときに引き継いだ方法です(笑)


お客様:確かによく見る!(笑) 過去の経験を提案に変えてって感じですね!すごくいい!


K:気に入ってもらってめっちゃ嬉しいです!

取材はキエスコーヒー様におじゃましました!
元々あった照明の大きさを表現しています(笑)

 



――うまくいかなかったこと

お客様:意外とないかもしれないです。今後どうにかできるなーみたいなのは多いです。一番はやっぱり冷蔵庫のストックが少ないことです。


K:あーなるほど。


お客様:強いて言うならですけどね。まあ予算の関係上、厨房がもうほんまにちょっと触るぐらいしかできなかったので。


K:そうですね。ちょっと設備整えるぐらいでしたからね。恵まれてたのは、本当に汚かったらきれいにしましょうってなるんですけど、タイルとかも特に割れてるとかはなく、綺麗でしたもんね。


お客様:そうですね。物件自体が50年ぐらい経っているみたいなんですが、全然綺麗でした。 唯一汚れてたのが見えない四角いフードぐらいですね。


お客様:いい物件見つけましたよね!あと、床はちょっとボロかった(笑)


K:そうでしたね。元々床がガムテープで止められてたんですよね。


お客様:そうそう(笑)  50年経っているので仕方ないですが、 さすがに古さを感じました… 真っ先に工事してもらおうと思いましたね(笑) それぐらいです! これからの方が多そうだと思っています。特に集客はちょっと今悩みつつ…という感じです!



―印象に残っているエピソード

お客様:やっぱりスチコンの搬入じゃないですか!


K:そうですね(笑)  搬入はやばかった!スチコンの機械を搬入するときに、受け取りの連絡を朝一でいただいたんです。で、「その日職人さんって入られますか?」ってお客様に聞かれたんですが、その日は搬入と聞いていたんで職人さんと止めていたんです。で、搬入するために台車を使いたいとなったんですが、職人さんがいないので難しくって。じゃあ行くしかないなと思って昼ぐらいに来させてもらって一緒に搬入したんです。


お客様:そうそう。友達とKさんと3人で(笑)


K:そこで初めてお友達さんに出会って、お客様と僕が1歳差っていう認識になったんですが、実は同い年だったっていう(笑)


お客様:全然嚙み合ってなかったですね(笑) スチコンも重かったし(笑) 80キロぐらいでしたよね?


K:それぐらいありますね! 通る道もビチビチで、幅が入らんくて(笑)


お客様:元々運びやすいように木で組まれて、補強もされていたのに厨房に入らないから結局本体を取り出して3人で「せーの」って(笑)


K:逆に3人以上でも無理ですもんね(笑)  2人が持つ側、1人が受ける側でって分担してね。


お客様:そうそう(笑) 大変でした、ありがとうございました!



――オープン後のお客様の反応

お客様:前の店を知ってる方や常連さんが結構いらっしゃると、「めっちゃきれいになったな!」って話をしていただきます!やっぱり 内装はやっぱ褒めていただけるので嬉しいです。


K:良かった。オープン前の引き渡しのタイミングでお店の前を歩いてる方が「綺麗なお店やん~」っていう声は何度か耳にしていましたしね!


お客様:そうですね、人の通りはめっちゃ多いですよね。



――お店のPR・今後の展望

お客様:コーヒーは すごくこだわってるのと、お店でパンも焼き菓子も焼いていて、パティシェの方入ってもらっています。材料もフランス産の塩や小麦を使っています。


K:そうだったんですね、すごい!コーヒーはお客様が入れているんですか?


お客様:そうです。ハンドドリップで入れてます。一番のおすすめはアイスコーヒー!コーヒーを好む人ってホットコーヒーを飲みたい方が多いんですが、「あれ?これ美味しいやん!」と思わせるアイスコーヒーを提供しています。どうしても風味が落ちたり、苦いだけみたいなコーヒーが多いと思うんですけど、美味しいのでおすすめです!


K:さっき外に書いてあるのを見たんですけどがランチもやっているんですか?


お客様:ランチは試し試しやってる部分もあります。やっぱりオフィスで働いている人に通って人欲しいと思っているので、今は軽食、結構ボリューミーなんですが、サンドイッチを提供しています。お米系パスタとかも今後出していきたいんですが、悩んでいます。


K:そうなんですね!


お客様:やっぱり安定して出したいっていうのと、速度。カフェなんで、めちゃくちゃ時間かけて提供するっていうのはそんなにできないかなと思っていて。なのでパスタかカレー、ハヤシ系かなって思っています。だいたい休憩1時間ぐらいですよね?その間で食べれるのが 嬉しくないですか?


K:そうですね。大体1時間ぐらいですね。1時間ってなると、意外と移動時間とかで時間なくなることもありますよね。なので、おっしゃられる通り、「スピード」っていうのは あるにこしたことはないなっていうのを常に感じますね(笑)


お客様:そうですよね。やりたいことをはいっぱいあるので、整理しないとですね。あとは今は知り合いだけに夜を貸切開放していて、将来的には一般のお客さんにも提供できたらなと思っています。


K:確かに夜でも使えますね。バーっぽくもできますし! カウンターあるし。


お客様:できることは いっぱいあると思いますとにかく内装がいいので!この記事、キーワード混ぜ込んで上位狙わないと!(笑)テナント工房で紹介いただいたさの商店様に来ていただいて、googleの勉強したんで!(笑)


K:あ、弊社が提携しているMEO対策ですね。お役に立ててよかったです!MEO対策のサービスも無料でさせていただいているのと、今後もっとお客様の集客に力を入れていく予定です。集客とかに困ってる人って結構多くて…


お客様:わかる、やっぱり多いんですね。


K:そうなんです。内装をめっちゃ良くしたけどどうしようみたいな。美容室系のお店を開業される方だと、ある程度お客さんを引き連れてくるっていうのはあるので、集客っていうのはある程度担保されてるような形の方が多いと感じています。飲食だとそこがネックになるのかなって個人的には思っているので、集客も相談できるような体制を整えて行こうと会社ではなっていますね。


お客様:ぜひ一緒にお願いします!これからいろんなメニュー出てきますし!


K:楽しみです!

※本対談に記載の内容は取材当時のものです。(2026年6月)