Episode.50 Nishiki Market Alley from MOON and BACK様(前編)


京都市中京区に開業されたJapaneseラーメン居酒屋「Nishiki Market Alley from MOON and BACK」様。日本だけでなく、オーストラリアや韓国など国内外で活躍される中で「次は広い場所で挑戦を」と動き出し、国境を越えた連携で理想の店舗を実現されています。開業のキッカケや開業まで不安だったこと、担当の印象などを詳しく伺いました。


――開業のきっかけ

お客様:この店舗の開業のきっかけはでかい箱でやりたかった!


設計Y(以下Y):そうでしたね!1店舗目が京都で20坪ぐらいの広さでしたっけ?


お客様:1店舗目は74㎡ぐらいでした。


Y:24坪ぐらいか…


お客様:そうそう。24坪でも足りなくて、今回は大きいところを探しました。


営業O(以下O):すごいやり手やからね。1店舗目の京都の次がどこにオープンしたんでしたっけ?


お客様:京都とオーストラリアのシドニーを同時オープンして、神戸、大阪、京都ですね。


営業K(以下K):海外もやってはるんですよね…すごい…


お客様:大学を卒業して、大手ディスプレイデザイン会社の面接に落ちて、すぐオーストラリアに行ったんです(笑)


O:確かもともと建築の勉強もしてはったんですよね!


Y:一番最初、海外に行くきっかけはワーホリですか?


お客様:そうですね!大学の教授に大手ディスプレイデザイン会社の大阪部署の上長の方が大学の非常勤で居たんです。就活しているときに「こうやってエントリーしたらいいよ」とかいろいろ聞いてたんですが、その年が就職氷河期で「今年は人事が大学院生しかとれへんかったわ。」って言われました。東京のお台場であった1年で20人程度しか参加できない2日間のインターンも行きました。インターンに行ったらほぼ確定ぐらいで入れるレベルと言われていたけどあかんかった。だからもう「英語勉強しよう!」みたいな感じでワーホリに行きました。英語は嫌いやったので、海外に行ってなかったら、ここまで英語は伸びてなかったですね。で、オーストラリア行って料理をしていました!


K:そうやったんですね!


Y:海外は何年ぐらい住んでいたんですか?


お客様:オーストラリアに7年と、韓国に1年いました。韓国は今日僕が着ている大手アパレルブランドのカフェの立ち上げで行ってたんです。


Y:えっ?立ち上げ?


O:やばいな。立ち上げって…(笑)


お客様:僕、中学生の頃からこのブランドが好きやったんです。そんなブランドから、オーストラリアに住んでたときにオファーあったから、もうオーストラリアのビザ蹴って韓国に行きました。


O:じゃあ韓国語もできるんですか?


お客様:ちょっとだけ。韓国語は生活レベルしか話せないですけど。


O:すごいな、英語もペラペラやし!


K:めちゃめちゃかっこいいです。


O:そういえば打合せしてるとき、 韓国から帰ってくるみたいな話してた!


お客様:あの頃は日帰りで結構日本に帰ってきていましたね。印鑑つくだけとか(笑)それだけで、「めっちゃ日本やなあ」と思ってました(笑)


O:でも最初打ち合わせするとき、日本語がわからなさ過ぎて会話めっちゃひどかったですよ?「あれ、これなんやったっけ」って言って、英語で話してくる。(笑)


お客様:今はもう大丈夫です!ペラペラなってきました!(笑)


O:それからずっと大きい物件探してましたもんね。


お客様:最初、別の物件見ていたところは家賃180万ぐらいで、「それは高すぎるな」みたいな話もしていましたよね。で、たまたまこの物件が出てきたんですよね。ちょうど広さもいいし!


Y:広い物件が欲しかったのは、インバウンドのツアーのお客様を入れたかったからですか?


お客様:そうですね。別の店舗は31席しかないのでお客様が溢れちゃっている。今の店舗を開業するかしないか悩んでいるときに、問い合わせで40人~50人の団体を入れたいってご連絡いただくことがあって。「これ多分、需要あるわ」って思いましたね。
僕がもともとシドニーでやっていたお店が、こういうスタイルのお店だったので、新しいコンセプトバーをやりたかったんですよね。カフェみたいなラーメン・バル。


Y:なるほど!ジャパニーズフードですね…!


取材はNishiki Market Alley from MOON and BACK様におじゃましました!
(左から営業O、営業K、お客様、設計Y)


――問い合わせのきっかけ

お客様:もう6年ぐらい前の話ですね。多分、すでに海外にいて京都店をやるときに「京都物件」とか「施工 テナント」とか検索かけたら出てきたんやと思う。


Y:オーストラリアで検索されて「テナント工房」がヒットしたんですか?


お客様:いや、韓国で探していましたね!


O:お問合せいただいた時は僕が営業担当じゃなかったんですよね。僕は施工管理で携わっていたはず。


お客様:そうそう!当時の営業担当さんは僕が泊まっているホテルまでわざわざ迎えに来てくれたりしていたのを覚えています!(笑)海外から来ていたので、物件を探すときに「車ないやろ?」って言ってくださって、一緒にいろんな物件見て回っていました。


O:そうそう!めっちゃ覚えてます!


お客様:僕が帰国したときにはもう工事入っていましたよね?「物件決まりました、あとお願いします」みたいな感じで。(笑)鍵の引き渡しも海外にいたので僕やっていないんです…(笑)


O:そうそう、最初は「時の人」で。印鑑だけ押して、次はお店ができたときに日本に帰ってくる激動な人でしたね。(笑)



――開業まで不安だったこと

お客様:すでに何店舗も経営しているので、別にないです!(笑)


O:そうですよね!じゃあ、もう飛ばしましょう!(笑)




――担当の印象

O:今回で言うと設計担当が前の店舗の時とは違いましたね。設計で頑張ってくれたYの印象どうでした?


お客様:結構フレキシブルに対応してもらったんで、やりやすかったです!まあ僕もデザイナーみたいなもんなんで、多分一生こんな案件はしないであろうかなって思います!(笑)


Y:ほんまに。それは間違いないです!(笑)


O:すごいエンターテイメントですね。Yからみてお客様の印象どう?


Y:最初は、「うわー、入れ墨入ったかっこいい人やな」って。思い切りがよくて、「あれやりたい、これやりたい」っていうイメージも固まっていてかっこいい人。実際、各ポイントのグラフィック関係も、お客様がイラストレーターで作ってくれてたことには驚きました。「お客さん」っていうより「一緒にめっちゃ仕事してくれはる人」って感じでした!


O:それはある。


Y:明日までの納期が間に合わへん!ってなったら、寝ずにデータ作成してくれたりしました。(笑)


お客様:寝てますよ!


Y:だからめっちゃ助けられました。開業準備とかで忙しいから、ほんまは僕がサポートさせてもらって時間を確保することが僕の仕事やとは思っていたけど、お客様にやってもらい過ぎた感はあって、ちょっと反省点です。


お客様:いやいや…(笑)デザイン、意匠系は僕がやって、空調系、図面とかは設計士に任せるほうがいいんかなって今回は思いました。僕は安藤忠雄さんみたいに丸と四角、描くだけみたいな!


O:アイデア、コンセプトとかストーリーに重点を置くということですね!


お客様:そうですね!


Y:Oとは付き合い長いと思うんですが、最初の印象とか覚えてらっしゃったりしますか?


お客様:覚えてないです!(笑)


O:神戸店、大阪店も僕が担当じゃなかったんですよね…でも僕は最初会ったときから親近感が湧いてました。(笑)


お客様:なんの!?(笑)


O:お客さんなんですけど、ちょっと親密な関係なお客さんに近い!フレンドリーにしてくれはるんで、やりやすかった。


Y:会うのは6年ぶりぐらいの再会だったんですか?


お客様:他の店舗の工事や不備の修繕とかで電話はたまにやりとりしていましたよね。付き合いは長いですね!


※本対談に記載の内容は取材当時のものです。(2025年10月)

※後編は11月下旬に配信予定です。