Episode.48 さかた歯科クリニック様(前編)
――開業のきっかけ
坂田院長:もともとどこかで開業はしたいなとは思ってはいたんですよ。ただ、前の職場は非常に居心地のいいところやって、僕自身もすごく勉強もさせてもらって、お金も稼がせてもらいました。ただ、このままやったら俺もう頭打ちやなって思ったタイミングがあったんですよね。その頭打ちな状況を改善したいと思って。具体的に言うと、その医院は患者さんがたくさん来るのにチェアが少ないんですよ。院長にチェアを増やすのとマイクロって言う顕微鏡を入れたいと提案したんです。
営業U(以下U):置いてますよね、ここの医院には。
坂田院長:そうそう。そこら辺を汲んでいただけるなら、このまま勤め続けるのもありだと考えてた。でもちょっと厳しいってなって、それなら開業するしかないと思ったので、一昨年に踏み切ることができました。
U:確かお問合せいただいたのが一昨年でしたね。先生は自分の思い通りの診療スタイル、今後の理想があって、開業に踏み切られたということなんですね。
坂田院長:そうですね。僕、ものすごい飽き性なんですよ。
U:ほんまですか?そんなイメージないですけど!(笑)
設計T(以下T):凝り性のイメージはあります。内装のこだわりとかは他の先生よりも正直強かったんで。
坂田院長:そうですか?仕事では保険の範疇の仕事だけをやっていると飽きるんですよ。だから、凝り性の飽き性っていうのはある意味正しいかもしれない。これまで同じことやっていたとしても、本当は「ああして、こうして…」ってしたい。でも実践しようとすると、保険内やったら金額一緒になる。この処置はもう1000円って国が決めてるから1000円になる。
U:そうですね。自由に価格改定できないですからね。
坂田院長:そうそう。だから、世の中の歯科医院で自費をある程度やってる先生っていったらもう、ゴリゴリの凝り性な人かぼったくりかどっちかです!(笑)
U:確かにそういうイメージも強いですね。私が内装工事で担当させていただいたドクターでも「こうしてあげたいけど、保険の範疇では収まらないし、他の医院ではできんから自分がしてあげる」っていうのは聞いたことあります。でも坂田先生は凝り性ですね!(笑)
T:飽き性ではないです!
U:飽き性の人は、内装も打ち合わせ段階でお任せしますって言います。でも先生はこだわりを突き通しますよね。
坂田院長:確かにそうですね。あんまり言わんかった気がする!(笑)
(左から設計T、営業U、坂田院長)
――問い合わせのきっかけ
坂田院長:テナント工房に問い合わせする前に依頼していた設計士とトラブルがあって、えらい目にあったんです。なので決めた理由と聞かれると、これ以上ずるずる長引かしたくなかったっていうのは、正直あります。
T:そうですね。あの時大変でしたよね。
坂田院長:うん。でも結果的によかったなと思ってます。本当にありがとうございます。
U:ありがとうございます。
――開業まで不安だったこと
坂田院長:開業まで不安しかないですよ!(笑)
U:現場始まってからどうでした?
坂田院長:現場始まってからは、なるようにしかならんという感じでしたね。強いて言うならスタッフさんがまず来てくれるかどうか。それなりに長くいてくれそうな雰囲気になればいいなと思っていました。集団になると、1人1人が悪い子じゃなくても、掛け合うと変な化学反応起きたりするじゃないですか。少なくとも僕が見てる限り、今のところ大丈夫。
U:めっちゃいいスタッフさん揃っていますよね。
坂田院長:うん。スタッフさん同士の仲も悪くないし、いい方ばかりです。
U:そうですね。僕らがスタッフさんとお話させていただいても、仲いいですし、まとまっておられる。
坂田院長:規則なところでいうと、うちの医院ゆるゆるなんですよ。他の医院では結構厳しいところが正直多くて、「あれしたらダメ、これしたらダメ」って。容姿にしても多い。でもうちは髪を染めてもいいし、ネイルも問題ない。物理的に診療に邪魔にならない範囲でやったらいい。
T:自由ですね!ここ雇ってもらおかな!(笑)
坂田院長:でもその上で、容姿的な部分を見て「なんじゃ?」って思う患者さんもいるから、そういう人は君の腕と話術で黙らせてやってくれって言ってます。逆に厳しいとは思いますけどね。
U:先生が言われるように、僕らでも自由って言われると一番難しいんですよね。本来なら「この爪の長さにしなさい」「ネイルはダメ」って言われた方が楽です。でも先生はスタッフさんの自主性に任せて、医院のカラーを作っていく部分は素敵だと僕は感じます。そこが定着するとスタッフさんも入ってきやすいし、新しい方が入ってきても、「自由」っていうのはどういう意味なのか、まずそこから考えると思う。やっぱ考える力って大事なんでね。
坂田院長:そうそう。今来てくれてるスタッフはそういう意味で、わきまえた自由というかをやってくれている。この先どうなるかですよね!
U:そうですよね。人数が増えてきたときにまた変わってくる。
坂田院長:今、就業規則もそろそろ出来上がるところなんですけど、かなり悩まされました(笑)あとは不安だったのは単純に患者さん来てくれるかなとかね。
U:それは皆さんおっしゃいますね!
――担当の印象
坂田院長:Uさんはたぶん怒らしたらめっちゃ怖そう。(笑)
U:いやいや、全然ですよ!全然柔らかい感じです。(笑)
坂田院長:いやいや!あのね、ぶっちゃけ言いますけどね、ガタイのいい強面系の顔の人がすごい腰の低い態度するとめっちゃ怖いんですよ!(笑)
U:なるほど。ガタイはいいですね。自信持ってますね。(笑)
坂田院長:でしょ?Tさんは、ぱっと見て、僕に合わせてこだわってくれそうな匂いを感じた。こっちが何言わなくてもこだわってくれた方がいいものができてくると思っていた。予想通り、「いや、こっちの方がええんちゃう?」っていい意味で覆してきてくれる人だった。だから本当にありがたかったです。
T:ありがとうございます。最大の褒め言葉です。Uからみて先生の印象どうですか?
U:僕は最初、優しそうな先生やなと思いました。ただ、僕との出会い方が特殊だったので、本来なら違う形で知り合ったら笑顔でいれたのかなとは思う。先生も開業前に苦労されてたこともあるんでね。
坂田院長:そうですね。
U:通常やったら営業マンとして契約してもらいたいという思いがありますが、それよりも僕がこの業界にいる以上、「なんとかしたい」「なんとかせなあかん」という使命感は強かったっていうのが本音です。もともと僕は近江八幡中心に仕事をしていたのもあって、地域のことも考えたら必要だと思う先生だったので、何としてでも開業のサポートをさせていただきたいと思っていました。
坂田院長:ありがたいです。
T:私はすごくこだわりがある先生だと思いました。最初から思い出のソファーの「緑」をコンセプトにって聞いていたので、「緑か…緑…緑…」ってずっと緑を見続けました(笑)その結果、今このような内装になっているっていう感じですね。
坂田院長:思い出のソファーは家高校生の時に親が用意してくれたソファーやったんですけど、非常にデザインとかが気に入っていました。開業するにあたって、医院の中のコンセプトを決めるときに白はできるだけ使いたくないなと思ってたんです。実際ほんまに白ないんですよ!
U:確かに探してもない。天井もグレーですしね。
T:あとは、先生がすごい面白いなっていうのに気づいてしまって。(笑)そう思ったのはLINEのやりとりで使っているスタンプのバリエーションがめっちゃ面白いんです。(笑)
U:こんなん見たことないっていうやつとかね。(笑)
T:そうそう。スタンプも面白いし、私が作ったUのスタンプも買っていただいたんです!
坂田院長:そうでしたね!(笑)
T:一番最初に買ってもらった。買ってもらえるなんて!とみんな驚きました。
U:そうそう。そこから他の先生も買い出して、使ってるんですよ(笑)みんな僕のスタンプだけで会話してるんです。(笑)
坂田院長:もしかして僕、先駆者?
U:先駆者です。ありがたいです。
T:買っていただけて嬉しかったです!ありがとうございます!
※後編は11月下旬に配信予定です。





