Episode.15 京都まるなか 一華 様
京都府の八幡市にある「京都まるなか 一華」 様は、100年以上の老舗呉服店が経営する振袖専門店。多種多様な振袖の展示やスタジオなど、空間づくりに力を入れられています。改装のきっかけや弊社を選んでいただいた理由、今後の展望などを詳しくお伺いしました。
※お客様①は代表取締役(男性)、お客様②はマネージャー(女性)の会話です。
―― 問い合わせのきっかけを教えてください。
お客様①:きっかけは…インターネットですかね?
弊社営業O(以下O):お父様の方から問い合わせして頂いたんですよね。
お客様②:美容室さんを結構作られていましたよね?それで会長が美容室さんを作っているようなオシャレなところで1回やってみようってなって。
O:確かに、言ってはりました。こういうイメージでオシャレにしたいと仰っておりました。
お客様①:そっか、そういえばそんなこと言ってたような…。
弊社設計S(以下S):私は初耳です。最初、担当としてついていなかったからかな。
O:最初、僕ともう一人違うスタッフが担当だったからですね。
S:そのあと事務所に打ち合わせに来てくれたんですよね。
お客様①:そうでしたね、スタート時に新築の話もあったから事務所に行かせて貰って。
S:新築の場合はだいたい私が担当につくので、そこからですね!
(左手前から時計回りにお客様②、お客様①、弊社営業O、弊社設計S)
―― 改装のきっかけは?
お客様①:これは明確で、お客さんから言われた一言なんですよ。
O:え、それは知らなかった!
お客様①:あれ、言ったことなかったでしたっけ?八幡でお店をずっとやっているんですけど、八幡って真後ろに山があって、山の向こうって車で5分でいけるんですよ。その5分先のところにいるお客様が振袖を見に来てくれたんですけど、こんなところに振袖の店があるなんて知らなかったって言われたんですよ。たった5分先のところで。それがすっごい悔しくて。自分も5年、他で修行に行って経験して、振袖を選ぶ1つの条件が立地条件なんですよね。まずここでやろうと。
O:一番目立ちますもんね。人も多いし。
お客様①:それが改装のきっかけなんかな。いつかどっかでと思ってました。
―― 業者選びで重視したこと。
O:これ難しいですかね(笑)いつの間にかいた僕らなんで…(笑)
お客様①:まぁ会長が言ってたことは聞いていました。でも感動をお客さんに届ける仕事なんで、やっぱり空間づくりって大事だと思うんですよ。かつやっぱりうちの本店って敷居が高くなるんですよね、呉服を取り扱ってるんで。敷居の低さを見せながらこのエリアに合う店づくりっていうのが一番重視していたかな。 今でもお客さんが感動してくれるんです。お店に入ってくると目に入る振袖の量だったりとか、スタジオを覗いた瞬間にお客様がわーって言ってくれる。
O:嬉しいですね。
お客様①:やっぱりその空間づくりっていうので、業者選びはしましたね。
O:今日入って思いました、やっぱり振袖あるの良いですよね!
お客様①:今は布かけちゃってますけどね。土日とかは出しているんですけど、やっぱり着物って焼けやすいんですよ。
S:言ってはりましたね。工事している時とかは何もない広い空間を見ていたので、振袖並んでいるところが見れて嬉しい。
お客様①:全部取ってしまうとハコですもんね。
――― 担当の印象(営業・設計)
お客様①:印象はすごい良かった。Oさんの経歴聞いてたら色々苦労してるんやなーって(笑)
O:いやいや、お互い様ですよ!(笑)
お客様①:まぁでもほんと良かったです、臨機応変に対応してくれていましたし。
―― 良かった提案
お客様①:色々あったから…どれかな…。
お客様②:スタジオの床のあの素材はすごい良かったです!ワンちゃんも一緒の撮影したりとか、靴を履いたままの写真の撮影があるので、汚れが取れやすいですね。
O:ちょっと鏡面のかかった感じのね。
お客様②:そうですね。あとはやっぱりあの光沢で反射して写真を撮れるというのでも使えるので。
O:そんな使い方もされてるんですね!
お客様②:そうなんです。そういう使い方も出来ますし、ぱっと見ても綺麗な感じなので良かったなって。
―― 上手くいかなかったことはありましたか。
お客様①:これはもう、あれですね(笑)まぁ確かに今回ややこしかったとは思うんです、元々間に別の業者さん入っていて。 ただここでやる以上はどうしても避けられなかったので、そこのやり取りがもう少しスムーズにいけてたらなーって。本来であればもうちょっと早いオープンの予定だったので。
O:大変でした…
お客様①:そこは心配でした。
―― 印象に残っているエピソード
O:僕は建物が出来上がったときの綺麗な感じとか印象に残っていますね!
お客様①:見に来る度に出来上がっていく様子見て「早いなー」と思って、印象残ってます。
O:家具の仕上げとか、そこが出来上がっていく感じも印象残っています。
お客様②:あとはシャンデリアつけたり、色々手伝って貰ったりとか。
S:脚立持ってね(笑)
お客様②:あの時はありがとうございました。
お客様①:あとは打ち合わせになってきますかね。何回も来て貰ったこととか。
――オープン後のお客様の反応はいかがですか。
お客様①:これはおかげさまで喜んでいただけてますよ!
O:おお、嬉しい!
お客様①:今まで本店で取れなかったようなお客様の層が来てくれるようになってて。これまでは名簿の中でしか勝負できなかったんですけど、ここだとフリーのお客様がオシャレで大きいお店ということで振袖を見に来てくれるようになった。
O:新規客が増えたってことですか?
お客様①:そうそう、増えました。
S:スタジオの撮影に来られる方の年齢層の幅も広いんですか?
お客様①:スタジオは基本的には前撮りの撮影だけなので、どちらかというと振袖を決めてくれた方がスタジオでってパターンですね。もちろんここはスタジオが武器なんですけど、あくまで振袖の専門店になるんで…。でもここで撮りたいな・撮ってほしいなって方は増えました。
―― お店のPR・今後の展望をお願いします!
お客様①:この「一華」に関しては他店との差別化をかなり意識しました。この広い空間でガーデンもつけて、他にはないスタイルで。 どちらかというと…このお店は「お店がお客様を呼ぶ」スタイル。今までは担当が営業してお客様に通っていただく、だったのが、ここは必然とお店がお客様を呼んでくる。それは感動をお客様に伝えられるような店づくりにしているからかなって。
かつここの強みは、大元が老舗なのでその辺もお客様に安心感も与えらえるかなと。 数年前にも振袖に関する事件があったと思うんですけど、ここは老舗なのでその辺の安心感もありつつ、この時代に合わせた店づくりや振袖の枚数もありますし、お客様のご要望によって応えられるお店が整っています!
O:フォトスタジオもしっかりあるんで、付加価値もありますしね!
お客様②:皆様にはすごい喜んでいただけていますし、通りすがりで気になっていたと言ってくださる方もちょっとずつ増えてきてて。お店に入ってきた時点ですごい可愛いって言葉を言ってくれるので。スタジオも、ここで撮っていただきたいと私たちも想いが強いので、それに応えられるようにスタジオの方も進化していこうと思います!
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