Episode.6 ポタ輪café 様

オーナー 山本様 × 営業 大西・設計 益田

琵琶湖でサイクリングを楽しむ方々に向けて、自転車のメンテナンスもできる「自転車公房(工房)」を併設した滋賀県高島市のカフェ。自転車とコーヒーが趣味のオーナー様が早期退職して叶えた念願のカフェ開業。弊社を選んでいただいた理由やオープンまでのエピソード・こだわりなどを、詳しくお伺いしました。



――― 開業のきっかけを教えてください。

山本様:サラリーマンを30何年やってきて、歳も54になったんですけど、元々定年60歳まで勤めてそのあとこういうカフェをやりたいなというのはあったんです。趣味で高島周辺を自転車で走ったりするなかで、こういうところでできたらいいなっていうのはあって。で、あるきっかけでこの土地を見つけて、購入して。でも、60歳になってからってほんとにできるのかなっていうのがあったので、やっぱりやってみようかなって。そのなかで自分だけでは決めれないので奥さんに相談したんですけど、そんなに思うならやってみればいいんじゃないって言ってもらえたので、トントン拍子で進みましたね。


大西:いつからカフェをしたいっていうのは思っておられたんですか?


山本様:カフェっていうのはこの1.2年ですね。定年後何かしたいなっていうのはあった。もともと次男坊で家にいないとあかんということもなかったし、今の住まいも会社の近くっていうだけだったので、定年後何するんかなというところは正直ありました。


大西:スピード的には早かったですよね、決められてから。


益田:会社辞められるのも早かったですもんね。


山本様:早かったなあ…当時課長で、部下も30何人くらい。えーやめちゃうの?みたいな感じでね。


大西:いやーびっくりしますよね。


山本様:50超えてからやしね。


大西:確かに60超えてからの体力を考えると、まあまあ大変かもしれないですね。でも山本さんの和の広げ方っていうのは今すごいですよね!


山本様:そやね。開業した関係でいろんな方と繋がらせてもらってね。うまくやってます。


取材はポタ輪café様へお邪魔させていただきました!(左:山本様、右手前:益田、右奥:大西)


――― 問い合わせのきっかけ、決めた理由は。

山本様:ぶっちゃけた話、3社あったんですよ。この土地を買ったところ、今住んでるところの近くの工務店、匠工房さんの3つ。決めた理由は…私がこういうのがしたいっていう計画に対して、素直に受け入れてくれたというか。さらにもっといろんなことを提案してくれた。


大西:始めは2階も作るって言ってましたよね。


山本様:元々は平屋じゃなくて2階にテラス席を作るイメージだったんだけど、話進めていく上で予算もあって。あと、益田さんに防犯の面でもバックヤードあったほうがいいよって言ってもらって、たしかにそうやなって。言われなかったら物置一つない場所になってたからね。現実的な提案をしてくれたっていうのがテナント工房さんやったんかなと思いますね。


大西・益田:ありがとうございます!


益田:提案は2パターン出させてもらったんですよ。山本さんが今までサイクリングで行ったお店とか、気に入ったお店、自分がやりたいお店を資料として残しておられて、結構具体的に書いてくれてたので、その計画にしたらこうなります(A)、こうしたらこうなります(B)、っていうのを先に出させてもらって。


大西:図面自分で書いてはったからね!


益田:そうそう、だからそれをちょっといじっただけというか。でも、僕はイメージパースが作れるから、山本さんが思ってはるのはこういう感じになりますよねっていうのを作って出した。


山本様:トントン拍子で進んで行った理由の一つかもしれないですね。


益田:あとは、以前匠工房を利用していただいたことがあったんですよね。


山本様:今住んでるところで給湯器関係でお世話になったことがあって。それもあって匠工房に連絡させてもらったのはあったかも。水口の事務所に声を掛けたら、お店づくりは栗東の「テナント工房」のほうでやってるって言われて紹介してもらったっていう経緯がありましたね。



――― 良かった提案はありましたか。

山本様:元々古民家をイメージしてて。まあでも新築なので古民家”風”にしてもらったんだけど、外観見たらね、見ての通り真っ暗なんですよ。雨戸も閉めてしまえば本当にに真っ暗な部屋なんですけど、一歩中に入ると木目調を基調にした自然豊かな感じになってるので、そのギャップっていうのは提案のときからいいなと思ってましたね。”古民家”ってしちゃうと中にはいっても古民家じゃないですか。でもここは入ったらぱっと明るくなる感じがあったのでそのギャップ感はいいなと。


――― それは元の構想にはなかったんですか?

山本様:そうですね。中身は具体的なものはなかったので。


益田:始めにいただいた資料の中にナチュラルなお店もあったので、それを見てこういう雰囲気もありじゃないですかっていう提案をさせてもらった感じですね!

開業されてから若返った感じがします!と大西からの一言に、笑みがこぼれる山本様。


――― 担当(大西・益田)の印象はどうでしたか?

山本様:まずね、2人共明るい。


大西:嬉しいです!


益田:僕どっちかっていったらあんまり明るい感じではないけどね(笑)あんまり喋らへんから。


大西:たしかに(笑)


山本様:まあ前向きというかそういうのはあるよね。設計は石橋叩いてガッチリいくから落ち着いた感じで、営業はイケイケドンドンな感じ。でもそのバランスが良かったんちゃうかな?テナント工房さんは絶対2名スタイルなの?


大西:そうですね、こういう新築の規模になってくると2名。小さな外装工事とかだとどちらかですね。


山本様:その力加減というかバランスが私にはよかったね。


大西:山本さんへの印象ありますか?


益田:打ち合わせを繰り返していく中で、行動力がめちゃくちゃ強い人やなと感じてました。僕たち2人のことを前向きっていってくれはったんですけど、山本さんの行動力がプラスになって、1年後には開業できてたっていうのに繋がったんではないかなと思ってますね。


山本様:せっかちだからね、動かざるをえなかったというのもあります。


大西:段取りがよかったんですよね。



――― さすが大人数を束ねてた課長さん!


益田:たしかにリーダー的な存在ではあったと思います!でも不満を投げかけてはくれるんですけど怒らはったことはないんですよ、それがすごいなと思ってましたね。


山本様:形のないものを作るってなると、それぞれイメージが違いますしね。不満も出てくるけど置かれている立場も違うしね。


益田:山本さんは技術職をやってはったのもあってどこか親近感はありましたね。


山本様:そうやね、気持ちは分かり合えたね。


工事中の大雪で膝下まである長靴を購入したという益田。プライベートでも役に立っているそうで…
面白い余談話もたくさんありながら、終始和やかなムードで盛り上がっていました。


――― 印象に残っているエピソードはありますか?

大西:僕は強烈な印象ありますね!「雪」です。


山本様:あー雪な、膝上くらいまであったもんね。今年は。


大西:本当に申し訳なかったなと。滋賀県であんなにすごいところがあるとは思ってなくて、工事自体も3ヶ月くらいずれてしまって…


山本様:そんなにタイトな計画じゃなかったはずなんやけど、雪に足引っ張られてね。


大西:山本さんもわざわざ足運んで現地に見に来てくださって。「これはあかんわ」って言ってくださったのがほんまに救いでしたね。


山本様:工程表を出してくれてたんですけど、大西さん今こんなんだよ、外壁貼れないよって連絡した。


大西:この雪は強烈に印象に残っていて、高島での工事が怖いなと思ってしまいました。


益田:確かに強烈。


山本様:この辺ではあまり工事ないんですか?


大西:新築はあまりないですね。雪の時期に、職人さんがいけない、営業担当が帰れなくて泊まり込みとかはあったんですけど、新築じゃないなら中の工事は進められますからね。


――― 他は何かありますか?


益田:僕は山本さんとランチしましたね!雪には負けますけど(笑)



――― お店のPR・今後の展望をお願いします!

山本様:ここを開いたきっかけは、さっきも話しましたけど私の趣味の自転車。普通の喫茶店だけじゃなくて自転車と結び付けた喫茶にしたいというところでお店の名前も「ポタ輪café」にしました。隣に自転車をいじれる工房を設けさせてもらったんです。本来であれば私がメンテナンスしてあげれたらいいんですけど、そういうわけにもいかないので。そういう道具とかオイルとか揃えているので、好きな人はそこでいじっていただけたらなと。 で、その後にお茶でも飲んでいただけたらそれでいいかなって。


大西:「道具・オイルもご自由にお使いください」なんですね。「必要なものがあれば可能な限り準備したいと思います」っていうのもめちゃめちゃ優しい!


山本様:そういうの好きなんでね。自分でも道具揃えて色々したい人なので、自分だけで使うんじゃなくて好きな人がそうやって使って集ってくれたら、ここに来てもられるきっかけになるやろうし。 自転車好きの人もそうでない人も集っていただける、そういうお店が今後もできていけたらなと思っております!