Episode.5 canoe 様

オーナー 横沼様 × 営業 大西/田中・設計 町田

山口県を中心に美容室を展開されているblancグループ様。関西進出の皮切りとなる、京都府亀岡市での新店オープンをお手伝いさせていただきました。なぜ遠く離れた滋賀の会社に依頼を決めてくださったのか。弊社を選んでいただいた理由やオープンまでのエピソード・こだわりなどを、詳しくお伺いしました。



――― 問い合わせのきっかけ、決めた理由は。

横沼様:今の亀岡の店長が当時島根で働いていて、島根から京都に行かないといけないというところで京都での出店を決めたんです。ただ、どういう施工会社さんがいいのか全く検討がつかなくて、私が所属する団体で大阪の方たちが多かったので聞いたんです。そこで仲良くしていた長さんのお店は以前からホームページを見ていてすごく素敵なお店やなと思っていて。


大西:嬉しいです!(※長様の美容室「OSAYA」様はテナント工房が施工)


横沼様:滋賀っていうところではあったんですけど、長さんのお店の雰囲気とかすごくいいなと思ったので、長さんに紹介していただけないかというところでお願いしましたね。


大西:そんな裏話があったんですね。長さんのお店も町田の設計なんですよ。なので嬉しいですね。


横沼様:そこまで迷わず決めましたね。


田中:山口県から問い合わせっていうのはびっくりしました。


横沼様:亀岡と滋賀って結構遠いんじゃないですか?


田中:でも1時間くらいです!全然近く感じますね。


横沼様:問い合わせたときも、「それは全然大丈夫です」って言ってくれたので良かった。何人かに聞いたんですよ。それでホームページとか見るじゃないですか。 そのときにテナント工房さんの美容室の施工事例であったりとか、結構しっかり造られてるというか、なんか信頼できるなと感じました。

基本的に住んでるエリアで美容室をやるパターンが多いので、遠隔でやるってあんなりなくて。だからより慎重になりましたね。設計さんとの距離が近くて、コミュニケーション取れるという理由で、小規模でやられているところで頼まれることが多いんですけど、そういう面では距離があるので、逆にある程度の雰囲気を伝えたらカタチにしてくれるところが良くて… ホームページからそれを実現してくれそうだなと感じたんですよね。だから打ち合わせもそんなに多くなかったと思います。


大西:確かにめちゃくちゃ少なかったですね!でも基本僕たちは打ち合わせは少ないほうかもしれないです。どっちかというと作る期間とか、1回1回のお客様との打ち合わせをちゃんとしてその中でちゃんと作って提案して変更してっていう流れが多いですね。


横沼様:そうなんですね。でも本当にそうだったと思います。提案もしっかり作り込まれた上での最初の打ち合わせでした。それって今までなかった。僕らも山口を中心にやらせてもらってますけど、今までは工事中もここはどうしたらいいんだとかすごく聞かれるものっていう印象だったんですよ。




――― 上手くいかなかったことはありましたか。

横沼様:特にないですね!


大西:本当ですか?僕は家具がほんまに申し訳なかったなと思います。奥行の打ち合わせがちゃんとできていなくて、オープンしてから工事に入らせてもらったりとか。


横沼様:カラーを作る場所ですよね。バックヤード、実はいつも悩むんですよね。実際すごく重要なエリアではありますし、あそこのエリアがシステマチックになっていると効率が良くなるっていうのはあるけど、狭かったりとか、取れるスペースっていうのが店によって違うので難しくて。でも実際は目を引くお客さんのスペースを優先するので正直後回しになってしまう。いつもどうすればいいかなと思います。


大西:今回の件があってから美容室に携わるときはバックヤードの打ち合わせはより念入りに行うようになりましたね。使いにくかったらよくないですし。動線であったりとか、勉強になったなとすごく思いましたね。



――― 担当の印象(大西・田中・町田)はどうでしたか?

横沼様:良かったですよ!


大西:ありがとうございます!


田中:私は一番初めに現地でお会いしたのが1回目、2回目が初回打ち合わせのときに山口県に一緒に行かせていただいたくらいなんですよね。


横沼様:確かに現場で。あの時間は長かったですよね。町田さんにここ測っておいてみたいないわれていましたよね。

今までの他の施工業者さんって割とアーティスト気質というか、意見のすれ違いとかあって。こだわりがつよいというか。

でも、基本的には丁寧にこっちの要望を聞いてくれて。まず最初はいろんなことを盛り込んだMAXの状態でしっかり提案をしていただいて、いるものいらないものを考えていく提案っていうのはスムーズだったなと思いますし、ほんとに丁寧にやっていただいたなと言う印象ですね。今までにない感じ。今まではどっちかというとつくりたいものをつくるというよりは顧客ファーストというか。施主の要望に合わせてカタチにしていくっていうのはすごく感じましたね。町田さんは山口県の出身ということで、そこで、ぐっと距離が近くなりましたね。親近感がわきました。




――― こだわった箇所を教えてください。

横沼様:初めての居抜きだったのかな。今まではスケルトン物件ばかりだったので、美容室を買い取ってそのまま使うっていうのは初めてで。せっかく設備を買ったので完全に壊して作り変えてっていうのは避けたかったんです。なので、現状の間取りは活かしながらも全く匂いを消すというか、前のお店の雰囲気は変えてほしいっていうのは今までこだわることがなかったところでしたし、どれだけ雰囲気を変えていけるかっていうのはこだわった箇所ですね。


大西:おっしゃってましたもんね、始めの打ち合わせでもイメージは変えたいって。で、内装も外装も変えたいって。


横沼様:基本的な間取りは変えずに、ここまで変えていただいたっていうのは全く違う店になったなと。あとはシャンプーをこだわりましたね。あのスペースにフルフラットのシャンプー台を入れていかに気持ちいい空間にするか考えました。



――― 良かった提案はありましたか。

横沼様:最初のパースを見たときに「これで!」っていうくらいめちゃくちゃ良かったですよね。僕は結構言う方だと思うんですよね、雰囲気とか、もうちょっとこんな感じでとか。そういう意味ではパース確かによかった。

あと、町田さんのオーラと言うか、提案のテンポも早いですし、最初に会ったときに設計としておまかせできそうだなと思ったので、言う必要もないかなと思いましたね。 結局何を言うかというより誰が言うかみたいな話で、本当に最初の印象がすごく良かったですし、打ち合わせの段階で任せたら大丈夫だって思ったっていうのが。もちろん大西さん・田中さん含めなんですけど。

基本的には大西さんとやり取りすることのほうが多くて町田さんと話すのはほとんどなかった。でも、間に大西さんに入ってもらえてることで、めちゃくちゃスムーズにいったなっていうのはほんまに思いますね。


田中:私は直接は関わらせてもらうことはほとんどなかったんですけど、実は現場には一番居てたんですよ。


横沼様:そうなんですか!


田中:私も当時入って間もない頃やって、現場を見させてもらって勉強することも多かったので、ほぼ毎日いました。


大西:現場行って写真撮ったりとか、業者さんと話してわからないことは確認してくれたりとか、現場は助けてもらってました。


田中:なので私の中で結構印象に残っているお店なんです。


横沼様:そうだったんですね!本当にありがとうございます。




――― お客様の反応はいかがですか。

横沼様:お店に行く機会が少ないのでわからないこともあるんですけど…ただデータベース上では「流行ってます」!


大西・田中:えー!めっちゃ嬉しいです!


北村様:横沼様:同時期に福岡にも全く新しい場所で出店しているんですけど、明らかに亀岡のほうが良いですね。もともとそこにあった美容室のお客様にも来ていただいているみたいではあるけど、すごく雰囲気が変わったって喜んでいただいて、また来ていただいています。

あと、大体美容室の客単価は平均6000円程度なんですが、居心地がいいのか滞在時間が長くなっていて。シャンプー台のリラクゼーションが受け入れられているのかなと。実は亀岡は平均客単価11000円とかなんですよね。美容室の平均よりはかなり高い客単価にはなってるし、他の既存店舗の中でもすごく高い。一番か二番かくらい。

それは空間の演出もあるんだろうなっていうのはあります。結局高いお金を払うのに、お店がチープであったらリピートもそうですし、気持ちよくお金も払っていただけないかなというところもあるので、そういう意味では上質な空間が出来ているんじゃないかなと、「データで」わかってます!


田中:すごい!!


横沼様:でも数字は嘘つかないじゃないですか。空間的なものも1つの要因なのかなって。客単価低いお店を見たら確かにそうだろうなと思いますね。客単価高いところっていうのはメニューにこだわったり空間にこだわったりされていますよね。


大西:それ意外でしたね。飲食店だと大いに出てしまうんですよ。


北村様:ね、取ろうと思ったら取れる。3つでもいけるって言ってはったので。


望月:こんな立派なカウンターも他の美容室にはないですもん。


横沼様:美容室も絶対ありますよ。高級飲食店も長い時間いると思うんですけど、美容室だったら強制的に長い時間いるじゃないですか、最低でも1〜2時間。お客さんって結構細部を見るんですよね。

あと求人も結構違うくて、働く側もやっぱりおしゃれな店で働きたいっていうのはめちゃくちゃあると思うので、最終的にはお店に見学に来てそこで働いている自分をイメージして働きたいか決めるっていう感じなので、そういう面でも影響が出てますね。亀岡は求人苦戦するだろうなって思っていたエリアなんですけど、この4月で3名も新しく入社していただいて。それは内装の雰囲気っていうのもあるんだなと思いました。


大西:そうなんですね!嬉しいし気付きがありましたね。



――― お店のPR・今後の展望をお願いします!

横沼様:今回はきっかけが店長の事情からなので、狙って出したお店ではない部分もあるんですけど、それがあったから山口から関西に店を出せたっていうこともありますね。今の店長もすごく頑張ってくれていますし、その店長も関西エリアにもっと広がっていくように頑張りたいというのも言ってくれているので、自分たちもいいお店・会社でありたいというのはものすごくありますね。関西エリアっていうところをしっかり広げていきたいなと。 本当に最初に亀岡を選んでよかったなと思います。しっかりそこで土台を作って、更に街の方に行けたらいいなと思いますし、ゆくゆくは日本中に! そこは本当にずっと思っているところですね。

たしかに会社を拡大していきたいという野心的な要素もあるんですけど、 美容室って女性が働いていることが多いので旦那さんの転勤があってやめないといけないということがよくあるんです。あとは美容師って毎日同じ場所で仕事するわけじゃないですか、出張なんてほとんどないし、移動しないんですよね。だからどうしてもマンネリ化してくる。でも日本中に店舗があれば、働いている人の転勤に対応できたり、仕事をより楽しむことができるんじゃないかなと。

たとえば移住とか、沖縄で働きたいですとか、そういう感じでも、たくさん店舗があることで「いろんな場所で好きなときに好きな時間で働く」みたいなことが実現できるじゃないですか。そういう働き方もめちゃくちゃいいんじゃないかなと思いますし、働く人もお客さんもどこにいてもうちと関われる環境っていいなと。だからそういう会社を創りたいなって思いますね。ただただ新しいお店を作るっていう意味合いだけじゃなくて、誰かのために出店するというか、それでずっと関わることができるというのは今回亀岡店で感じて、やってよかったなと思いますね。 しっかり頑張ったら、会社もしっかり応援してくれるっていうイメージをどんどん広げていきたいなと思います。


大西:「会社を大きくしたい」と「社員さんを大事にしたい」っていうのを両立することってなかなか難しいですけど、それを叶えようとしてはるっていうことであったり、地元に帰りたいという一社員のために店舗を作らはったオーナーさんなんで、そこでいうとすごく明るい未来があるんだろうなって思いますね。


横沼様:どこの業界もそうですけど、特に美容室は人が命っていうところがありますので、本当にどれだけ人を大事にできるかっていうところが業績に直結してくるんです。顧客ファーストなのか社員ファーストなのかって考えたときに、どっちかっていうとなんですけど、正直我々は社員ファーストのほうが強いのかなと思っていて。やっぱり働いている人が気持ちよく、自由に働けるとか、社員がのびのびやれているから、お客様に対してもそういう接客ができるのかなというところはあるので、社員のために店舗展開はじめ、いろんなことで気持ちよく働けるような会社を創りたいなというのはありますね。