奈良市 製菓店 新装計画

今日も計画中のパース製作をしております。設計&パース担当の益田です。

当たり前の話かもしれないですが、左のパースと右のパースを見たときにグッとくるのは、10人聞いたら9人は右がいいと答えると思います。
それは、食物や本やインテリアがプラスしてそこにあるだけでなく、ケーキショーケースのそこに、ケーキがあって初めてケーキショーケースになる。そこに棚があるなら本があって植物があって空間を柔らかくしたり人の感覚に安らぎをあたえたり、雑貨があったりして初めて棚としての機能を果たして棚になる。
そんな風に思うと単純に設計図面をみてショーケースをつくったり棚を作ったりして一旦作られる空間を見るためのパース製作は完了しても良いのですが、やっぱり絵として寂しさを感じたり、未来を創造したりしたときにリアリティを与えられないと思うんです。

今日は、改めて物のもつチカラを感じた日でした。
パースの表現力アップの為にもこの『ひとさじ』は、手を抜かずにしていきたいですね。人の感じ方って奥が深いっ! 

担当:益田