野洲市 M様邸 改装工事

改装工事を計画中の家へ白蟻調査の立ち会いに行ってきました。

築40~50年日本家屋で間取りは田の字型、和室4間に台所兼食事室、トイレ、洗面脱衣室、浴室のあるよくあるおうちです。

今回、和室二間の修繕工事で主に古くなった床の畳や漆喰壁の修復、あと寒さ対策の断熱工事といったところです。なので、床の下地である土台や大引き、根太等が腐ってないかも確認の意味も含めてみてもらいました。

案外しっかり換気が取れているようで湿気にも負けず状態は悪くない感じでした。

リフォーム工事で見積を取っていていつも気になるのはやはり、開けてびっくり材料費が足りていませんでしたとか予想外のことが見えない部分は起こるということです。

目視できる範囲は、案外限られてますからね。特に昔の住宅や建売住宅は、極端に点検口がなかったりします。余談ですが、中古住宅を購入予定の時は、割と注意してどこに点検口があるかみておくといいですよ。

これは、店舗設計を始めてからつくづく思ったのですが、点検口の重要度は測りしれません。何かトラブルが起こった時に点検できることは、後々の事故防止に必要な機能であることを身をもって教えてくれました。

『あそこに点検口がなかったらなぁ~』

なんて言われないように!!!

だから設計者は、日々ディティールで悩むんですよね~(笑)
ではまた。

担当:益田