長浜市 飲食店 デシャップ部 改装工事

長浜市の飲食店での一枚です。

今日は余談から入りましょう。
さてデシャップという言葉は、飲食店に関わっていない方には聞きなれない言葉かと思います。
どのような場所を表すかというと、
飲食店のキッチンとホールの間にある、厨房で調理された料理が上がってくる場所という意味です。英語のDishUPからきている言葉だそうです。
ホールスタッフとキッチンスタッフが交錯する連携の場所でもありますね。
飲食店設計ではこの場所が重要で、配置に悩んだり、天板の高さに悩んだりと、なにかと要点になるポイントですね。

既存の状態では、扉が外れたり、ガタついていたり・・・。
長年の経営で劣化している部分をやり直したいとのご希望で依頼を頂きました。


工事として、既存の扉を改修する場合は、扉と丁番だけを持ってきて現場でつけることになります。
しかし、既存では新築と異なり、地震などによる壁のゆがみ、重さによる棚のゆがみなど、扉一枚一枚で寸法が微妙に異なってきます。

作ってから持ってくるものなので、
「作って持ってましたが、取り付けられませんでした。」にならないよう、現地調査でもミリ単位で一枚一枚、寸法を確認させて頂きました。

次回は取り付け時の工事写真がアップできるといいなっておもいます!
よろしくお願いいたします!

担当:高井